● 4−5  広島

さ〜て、本業のパタンナー仕事が忙しいぞ〜。
新しいデザイナーさんの絵でのパターン引きが始まりました。
  
デザイナー変わるたびとーぜんやけど『感じ』のとらえ方を調節せんとあかんのね。
絵がうまい下手じゃなく、どーしたいのかを読み取るってゆーのか・・・。
だいたいどのデザイナーも手と首が人間とかけ離れた長さで描きがちで
胴短くて足長くて、絵描いた後にレングス決めたりするから
絵見て近づけようとすんのに、まったく絵のバランスどおりにはいかへんくなんねん。
ボレロみたいに着丈短く描いといて丈62?とか
丈長チュニックみたいに細長い絵描いといて丈58?とか・・・
極端に絵の印象と実寸法が違いすぎるとポケットとか釦のバランスまったく合いません。
でもそれを読みとって実際の服としてバランスいいようにすんのがオレの仕事です。
  
今度の絵は特別わかりにくくはないけど、若干時代を感じるデザイン画っつーか
・・・なんか絵が古くさく見えるねん。でも別にデザイン自体が古い訳じゃないから
しっかり読み取って新しいかわいい子に仕立ててやるよ〜と意気込んでおります。